1948-06-08 第2回国会 衆議院 文化委員会 第9号
○川越委員 本請願の提出者は、東京都杉並区天沼一丁目二百十番地佐伯功介氏であります。その要旨は民主的の新日本の文化を打立てるためには文字と言葉の改革が一番必要であります。これを最も自然に、かつ効果的にするには、まず小学校、中学校の教育の半分をローマ字によつて行い、その熟したローマ字日本語を一般に普及する意味をもちまして、小学校のローマ字教育を國策の一部として遂行されたいというのであります。
○川越委員 本請願の提出者は、東京都杉並区天沼一丁目二百十番地佐伯功介氏であります。その要旨は民主的の新日本の文化を打立てるためには文字と言葉の改革が一番必要であります。これを最も自然に、かつ効果的にするには、まず小学校、中学校の教育の半分をローマ字によつて行い、その熟したローマ字日本語を一般に普及する意味をもちまして、小学校のローマ字教育を國策の一部として遂行されたいというのであります。
○馬場委員 日程第一及び第五、これはさきに請願二六號、ヘボン式ローマ字を復活の請願につきましては、紹介議員のほか請願人でございます宮崎静二君より、また日程第五の請願、文書表第三〇〇號、日本式ローマ字普及の請願につきましては、紹介議員のほか、特に請願人であります佐伯功介君より詳細な説明を聽取いたしました。
こういう動議が先ほど可決されたのでありますが、實は日本式ローマ字普及の請願人である佐伯功介君が、過般來ししばば實は委員會に参つておるであります。
本案は佐伯功介という人から出ておりまして、大體の要旨を御説明申し上げます。 文化國家建設の基礎となるものは、國語とそれを書き表す文字であるます。今まで日本語を書き表わしていたものは、漢字とかなとであり、言葉そのものも漢字、かなに適應して發達をしてきました。